<NYイマージョン・コース参加者の声>

 

2016年7月にNYで開催されたイマージョン・コース(集中講座)の日本人参加者の感想です。

イマージョン・コースはAEDP創始者のダイアナ・フォーシャ先生が直接講義を行い、彼女の実際の臨床セッションの録画を丁寧な解説付きで説明してくれます。クラスはだいたい60~100人の規模です。暖かいAEDPの雰囲気にあふれ、クラスメイトとも親しくなれ、安心した環境で勉強出来ることをたくさんの参加者が経験しています。フォーシャ先生の他に数人のファカルティ(教員)が講義とセッションの録画を解説するので、様々なのAEDPのスタイルがあることも学べます。木曜日の午後には参加者が小グループに分かれてAEDPのスキルを使って擬似セッションを20分ほど行います。グループにはアシスタントと呼ばれるスーパーバイザーがついて、セラピスト役の人のすぐ側でAEDPの介入をするにはどうすれば良いか指導してくれます。

 

~ ~ ~ 参加者の声 ~ ~ ~

 

約100人弱の人がアメリカ全土、カナダ、オーストラリア、ロシア、日本から集まりました。みなさんのバックグラウンドも多種多様ですが、AEDPのgenuineでexperiencialな考え方に賛同して集まっただけあって、オープンマインドな方が多かったです。発言に対する自由も与えられ、意見やコメントには評価を伴わない意見交換が積極的ですが、みんなの前で自分の考えを述べなくても場に馴染める雰囲気もありました。それぞれの学びのプロセスを大切に守ってくれる温かさのある場です。

今回の5日間の集中トッレーニングの流れは、以下のとおりでした。

・初日はイントロダクションとグループメンバーの自己紹介

・2日目は講義メイン、最後にセッションビデオを見て学ぶ

・3日目は午前がDaianの講義とセッションビデオ

・3日目午後と4日目午前に、4名のAEDPセラピストからプレゼンテーションがあり、それぞれの個性を活かしながらAEDPを自分の臨床に組み込んでいることをそれぞれのビデオセッションを見せてもらうことで学べます

・4日目の午後、3人1組でAEDPのロールプレイ体験をする(各グループにアシスタントがついてくれてフルサポートしてくれます)

・5日目はDianaの最後のビデオセッションを見せてもらい、全体の振り返りとクロージングで解散

私にとって幸運だったのは、日本からお一人、NYからもお一人の日本人のお仲間が一緒にトレーニングを受けたことです。3名日本語が話せるメンバーがいたことで、ロールプレイワークも日本人グループで、ゆう子さんがサポートに入って、日本語でのセラピー体験をすることができました。また、今回のコースでは、ゆう子さんはプレゼンターのお一人として発表もされました。病院に勤めていらした頃の長期精神症状のある方のセラピーについて発表してくださり、AEDPの適用範囲の広さ、可能性について、ビデオセッションの解説を見ながら学んだことで、experiencialに理解できました。

日本に帰国し、今現在臨床において意識して行っていることは、クライアントさんのステートがどこにあるのか、non-verbalなサインはどんな防衛を示しているのか、Thの送るサイン(バーバル、ノンバーバル)がどう影響するのか、などの細かなtrackingに特に意識を持つように心がけています。ビデオを撮る習慣のなかった私にとって、実は撮ることへの抵抗も強かったのですが、trackingのトレーニングにこれは欠かせないということが肌でわかったのですぐにビデオを買い(笑)、現在クライアントさんに許可を取って動画撮影を積極的に進めているところです。

また、この研修を通して、改めてセラピストがクライアントの変化・変容・成長する力をいつも信じていくこと、そして、細やかで丁寧なメタプロセシングや安全な環境作りをしながらも、transformationalな状態にいるタイミングを逃さず、力強くもあたたかく新しいexperinceに押し出してあげるサポートが大切だということを身を以て実感する研修となりました。

AEDPのイントロダクションでもあるImmersion Courseに参加すると、もっと学びたいなという意欲がわいてきます。私もImmersion Courseに参加を決めた時は、これが最初で最後の渡米だと思って行きましたが、5日目には、Essenstial Skillsにさらに参加して、Immersionで学んだことことをスキルとして自分のものにしたいと自然に思いました。というのが、AEDPの考え方、スキルは人の営みとして自然にエンパワーメントされるべく心のサポートを体系化したものではないかと思うので、セラピストにとってもクライアントにとっても無理がない、ナチュラルな流れを持っています。私自身の学びたいという意欲や心の変化も、そんな流れで自然に心動かされたように思いました。

新しい学びはセンセーショナルでもあり、また、自分のold habitsなどとぶつかって、さまざまな抵抗や戸惑いも感じました。そういうものと1つずつ丁寧に向き合い、感じてよいということを自分に赦せる臨床の土台があると思います。自分も学びながら、自分を癒し、変容のプロセスを体験することもできます。セラピストも純粋で誠実で人としての魅力を持った存在としておおいにに自分らしさを発揮して良いこと、その感覚に喜びを感じられたことも私にとっては大きなブレイクスルーでした。

研修の間、丁寧にサポートに入ってくださったゆう子さんには本当に感謝しています。ありがとうございました。(坂野 由美子)

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参加前は少し緊張していたのですが、コースが始まるとあっという間のとても楽しい1週間でした。それぞれのファカルティはまさにオーセンティックで個性的、自由な雰囲気あふれる教室ですが、各々のセッションビデオは、深くてパワフル、多様なAEDPを学ぶことができました。

木曜午後の体験実習は、擬似セッションの中でAEDPのスキルを使っていくもので、講義を聴くだけでは味わえない実りの多い経験でした。日本グループにスーパーバイザーとして花川ゆう子さんがついてくださり、ゆう子さんのサポートと仲間の存在はとても大きく、このトレーニングをより充実したものにしてくれました。

これまで臨床の中で、クライアントのコア感情のプロセスをもっと深めたい、その先に新しく生まれてくるものをもっと見てみたい、と考えていた私にとって、感情のこまやかなプロセスを通して癒しや変容体験を促すAEDPに出会えたことは、とてもHappy&Luckyなことで、人生のギフトのように感じています。

米国でのトレーニングに参加するかどうか躊躇されている方は、ぜひ一歩前に踏み出してみることをお勧めします!(桐畑  美香)

イマージョンコースの参加者の声(動画・英語)ここをクリック

 

<NYエッセンシャル・スキルズ・コース参加者の声>

 

2015 年8月に初めてNYで開催されたエッセンシャル・スキルズ・リトリート・スタイル・コースでの日本人参加者の感想をご紹介します。エッセンシャル・スキルズ・コースは、AEDP特有の介入方法を理論と実践を通して丁寧に学んでいけるコースです。週末金曜日から日曜日までの3日間のクラスを年間5回にわたってとるコースと、米国以外に在住の参加者のために作られたリトリート・スタイルの6日間の集中講座を2年で2回にわたって参加する2種類のタイプがあります。

参加者の声を読むとコースの構成、アクティビティー、学びの 手応え、また日常の臨床に戻ってからコースがどのような変化をもたらしてくれたかが分かるかと思います。AEDPのトレーニングにご興味のある方はぜひご覧下さ い。

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コースの様子(リトリートスタイル)

ニュー ヨークでの一週間のトレーニングは本当に素晴らしいものでした。日曜の夜はオリエンテーションと楽しいアイスブレーカーのゲームから始まりました。月曜か ら金曜は毎日 9時から 5時まで、午前中は理論とテクニックに関する講義、午後は参加者3~4人のグループに 1人のアシスタントがついて、セラピスト、クライエント、観察者の役割を交代しながらのロールプレイ。とにかく充実していました。

AEDP が標榜するそのままの、温かくオープンでサポーティブな講師陣とアシスタント(55人の参加者に17人のアシスタントという贅沢さ!)が醸成する安心感の 中で、初めてのテクニックを小グループでのロールプレイで試し、その場でスーパービジョンを受け、基本的なケースの見立てと介入の仕方を体で身に付けるこ とができたと思います。

このトレーニングは二部構成で、来年の 4月にまた一週間のトレーニングがあります。それまでに今回理解し身につけたことを日々の臨床の中で実践し、また同じ仲間と再開するのが今から楽しみで仕 方ありません。1人でダイアナの教科書を読んでいても、具体的なやり方は今ひとつわかりませんでしたが、今回のトレーニングを受けることで、クリアに理解 し、具体的な方法論も学べました。

AEDPに興味があり、来談者によりパワフルな癒しをもたらしたいと考えていらっしゃる臨床家の方には、心から、参加をお勧めしたいと思います!

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トレーニングから帰ってからの感触

ト レーニングから戻り、学んだことを実践したこの一週間は、とても楽しく充実していました。まだまだエントリーポイントを見つけるのに時間がかかり、それま ではうろうろとコンテンツの海をさまようのですが、なんとか 経験的・関係的なところに持っていくと、こんな初心者の私の介入でも、今までとても思考的だった男性のクライエントさんが急に泣 き出したり、今までと違う見つめ合いがあったり、とにかくAEDPの介入のパワフルさにびっくり!

人として、また臨床家としても、トレーニングに参加したことで、強くまたリソースが増えたという感じです。

カメラとハードドライブのセットアップも終わり、これからコンセントを作って来週からクライエントに伝えていこうと思っています。ビデオが撮れたら、また改めてスーパービジョンをお願いします。

本当に色々とありがとうございました。(上遠文恵)

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「ハートとハートをお互いに開き合いながら深めていく、とても人間味のあるセラピー」

 

AEDPのトレーニングは、これまでセラピストとして「こうあるべき」とかたくなに信じ、また同時に、もがいていた自分の枠組みを根底から覆し、あるがままの自分でクライアントとかかわっていくことを教えてくれました。

それは、まさに「目からウロコ」の感動的な学びの第一歩でした。

そ して、セラピストである自分が、クライアントと心を通わせながら、そして結びつきを強めながら築いていく関係性のプロセスであることも実感しました。それ は、「人間」対「人間」のかかわりのなかで、ハートとハートをお互いに開き合いながら深めていく、とても人間味のあるセラピーなのだと感じました。

ト レーニングが終わってから数日間、自分の中がとても敏感に反応していることに驚きました。自分の気持ちを人に向けてオープンにし、同時に人からの優しさや いたわりもしっかりと感じ、受け止めている自分に気づき、セラピーのトレーニングなのに、瞑想のリトリート後のような新鮮な感覚を味わいました。

セラピストとしてだけでなく、人間としての成長を引き出してくれるAEDPのトレーニングを継続していくことで、今後自分がセラピストとして、そして、人間としても幅を広げながら、どのように成長をしていけるのかとても楽しみです。(ストラム かおり)