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AEDP研究所ディレクター/AEDP創始者 ダイアナ・フォーシャ

癒しをベースに、変容を重視するモデルの心理療法AEDPの創始者、ダイアナ・フォーシャ博士は、AEDP研究所の設立者で、ディレクターを務めている。

変容体験という現象学に強い情熱を傾けるダイアナは、変容理論とその応用の最先端を行っている。変化に対する私たちの考え方を変えることで、サイコセラピーにおいて起こりうる刺激的な可能性を切り開いている。

The Transforming Power of Affect:A Model for Accelerated Change (Basic Books, 2000)の著者でもあるダイアナは、体験的なサイコセラピーやトラウマ治療における変容プロセスについて、数々の論文や本の章も執筆している。彼女はダニエル・シーゲルやマリオン・ソロモンとともに、ノートン出版社におけるインターパーソナルバイオロジー(対人神経生物学)シリーズの一部である、The Healing Power of Emotion: Affective Neuroscience, Development, and Clinical Practice (Norton, 2009)の編集主任も務めた。ダイアナが患者と行ったAEDP臨床を修めた2つのDVDがアメリカ心理学会(APA)から発売され、それぞれにSystems of Psychotherapy Video Series (APA, 2006)とSpecific Treatments for Specific Populations (APA, 2013)に収められている。

キャリアを通じて、彼女は変化の過程における様々な側面を掘り下げ、解明していくことに深い関心を抱いてきた。愛着理論、精神神経科学、感情論や、二者相互的に行う感情制御の発達に基づいた理解など、これらの最近の発展を患者との臨床に取り込んでいくことが変容の研究の焦点である。近年フォーシャ博士は、変容論の鍵となるトランスフォーマンスという構成概念を導入し、精神的な苦痛を癒し、幸福と繁栄をはぐくむ変容プロセスの正確な本能的、身体的な指標としての陽性感情体験の役割というものを探求している。

フォーシャ博士は以下の出版物に寄稿している。

・Longevity, regeneration, and optimal health: Integrating Eastern and Western perspectives (Annals of the New York Academy of Sciences, 2009)

・Clinical pearls of wisdom: 21 leading therapists offer their key insights (Norton, 2009)

・Complex Traumatic Stress Disorders: An Evidence-Based Clinician's Guide, edited by Christine Courtois and Julian Ford (Guilford, 2009)

・Healing Trauma: Attachment, Mind, Body and Brain, edited by Marion Solomon and Daniel Siegel (Norton, 2003)

・The Comprehensive Handbook of Psychotherapy., Volume 1: Psychodynamic and Object Relations Therapies, edited by J. J. Magnavita (Wiley, 2002)

フォーシャ博士は、ニューヨーク市にあるニューヨーク大学およびセント・ルークス・ルーズベルト医療センターの精神医学・心理学部における教員を務める。広く講義を行うと共に、ワークショップ、遠距離講座、集中トレーニングを国内、およびヨーロッパ、アジア、北米、南米、そして中東といった海外でも行っている。また、彼女の愛するニューヨーク市においては、指導、スーパーヴィジョン、そして個人開業とともに、AEDPのスーパーヴィジョングループも時々行っている。彼女の英雄には、チャールズ・ダーウィン、D.W.ウィニコット、ウィリアム・ジェームズ、そしてパティ・スミスがいる。